界面活性剤について

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2018.01.17

界面活性剤とは、2つの物質間の境界面に集まりやすい性質を持ち、その2つの物質間の

 

境界面の性質をいちじるしく変えるものです。

 

親水基(水になじみやすい部分)に親油基(油になじみやすい部分)の両方を持つ

 

物質で、油と水の境界(界面)に集まり界面張力を下げます。油分と水分を細かく均一に

 

混じり合わせる乳化作用、粉末状の個体を水の中に均一に混じり合わせる分散作用、油性の汚れに

 

吸着して水と共に流し去る洗浄作用、液体の界面張力を下げることで濡れ・なじみを良くする

 

湿潤・浸透作用、泡の液膜を静電反発で維持することで生じる気泡作用、逆に泡の液膜を壊す

 

働きにより生じる消泡作用などを持ちます。

 

ヘアケア剤は、様々な種類の界面活性剤のいろいろな作用を活用して開発されています。

 

 

界面活性剤は、親水基の状態により4種類に分類されます。

 

アニオン界面活性剤・・・マイナスイオン、泡立ちがよく洗浄力に優れている。(シャンプー・ボディソープ)

 

カチオン界面活性剤・・・プラスイオン、毛髪表面を整えてなめらかにする。(トリートメント・コンディショナーなど)

 

両性界面活性剤・・・マイナス・プラスイオン、洗浄力や泡立ちはアニオン界面活性剤に劣るが

刺激が少なく毛髪や肌に優しい。(ベビーシャンプー)

 

ノニオン界面活性剤・・・イオン性なし、油と水をなじませる作用が強く、

様々な化粧品に使用されている。(クリーム・乳液・シャンプー)

沖縄、那覇市の縮毛矯正

美容室ヘアアクト

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