ジチオジグリコール酸

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2018.01.23

反応調整剤として。

 

以前はチオグリコール酸が空気酸化を受けてできる

 

不純物として扱われていました。しかし昭和60年の

 

パーマ剤基準改正時、用事調整発熱二浴式パーマ剤の

 

規格中に、反応を調整する有用物質であるとの考え方

 

が生まれ、配合量が4.0%まで引き上げられました。

 

次いで平成5年のパーマ剤承認基準改正時には、この

 

反応を調整する役割を持つジチオジグリコール酸の

 

添加を条件に、チオグリコール酸の増量が認められる

 

こととなりました。ジチオジグリコール酸はチオグリ

 

コール酸が還元剤としての働きを終えると生成する

 

成分です。チオグリコール酸の役割が髪のシスチン結

 

合を切断する事だけで良かったところにジチオジグリ

 

コール酸が共存する事になり、その切断にも力を注が

 

なければならなくなります。その結果、髪に対する

 

作用が穏やかになり反応調整型の製品として、パーマ

 

のかかり過ぎを抑える事が可能になりました。

 

 

沖縄、那覇市の縮毛矯正

美容室ヘアアクト

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