化学式

単体又は化合物を表示するために用いられる式のことで

実験式、分子式、示性式、構造式などがあります。

分子式

1つの分子を構成する原子の種類と数を表す式で、1分子中に

含まれる各原子の数を原子記号の右下に小さな数字で表します。

示性式

有機化合物の場合、異なる化合物であっても分子式で表すと、

まったく同じになるものも少なくないので、その化合物の化学的特性を

示すために原子団（基）を区別して表した式。

構造式

分子を構成している各原子が分子内で相互にどのような状態で結合しているかを

図式で表した式。原子と原子が結合するとき、互いの手をつなぎあって分子を

作ると考え、つなぎあった結合を1本の線で書き表した式で、この線を価表といいます。

原子と原子が1本の線で結ばれたものを二重結合といいます。結合手の数は、

炭素（C）は4本、水素（H）1本、酸素（O）は2本です。