パーマ剤が毛髪中のシスチン結合を切断する力、および
パーマ剤第1剤に配合された還元性物質(チオグリコール酸やシステイン等)
の総量を指します。一般的に、同じPHを持ち、同じ有効成分が用いられる
パーマ剤では、還元力の強いパーマ剤ほど、その効果は強くなります。
システイン系パーマ剤第1剤では、「総還元力」の規定がありますが、これは
安定剤として配合するチオグリコール酸も毛髪を還元するちからを
有するため、このチオグリコール酸の配合量を1.0%、さらに、システイン
を上限配合した場合では、品質規格で規定された「総還元力」の上限以上の
力を持つことになります。「総還元力」の規定は、このようなことが起こら
ないように、処方中に配合された還元性成分に置き換えて、その総量で
規定する考えから発生したものです。なお、1.0%チオグリコール酸は
1.32%システインに、1.5%システインは1.14%チオグリコール酸に相当します。
従って、各分類のパーマ剤にこれらの還元剤を配合する場合には、「総還元力」
からこの量を差し引いた量が実質的な配合上限量になります。
美容室ヘアアクト
沖縄県那覇市赤嶺2-3-1Fステージ赤嶺ステーションC号
TEL:098-858-0250
パーマ剤が毛髪中のシスチン結合を切断する力、および
パーマ剤第1剤に配合された還元性物質(チオグリコール酸やシステイン等)
の総量を指します。一般的に、同じPHを持ち、同じ有効成分が用いられる
パーマ剤では、還元力の強いパーマ剤ほど、その効果は強くなります。
システイン系パーマ剤第1剤では、「総還元力」の規定がありますが、これは
安定剤として配合するチオグリコール酸も毛髪を還元するちからを
有するため、このチオグリコール酸の配合量を1.0%、さらに、システイン
を上限配合した場合では、品質規格で規定された「総還元力」の上限以上の
力を持つことになります。「総還元力」の規定は、このようなことが起こら
ないように、処方中に配合された還元性成分に置き換えて、その総量で
規定する考えから発生したものです。なお、1.0%チオグリコール酸は
1.32%システインに、1.5%システインは1.14%チオグリコール酸に相当します。
従って、各分類のパーマ剤にこれらの還元剤を配合する場合には、「総還元力」
からこの量を差し引いた量が実質的な配合上限量になります。